父親の実家は、
お米を作っていました。
田植えと収穫の時期になると、
父は当たり前のように手伝いに行っていた。
小さいころから食べていたそのお米が、
とにかくおいしかった。
でも当時は、
それが特別なことだなんて思っていなかった。
当たり前じゃなかったと気づいたのは、大人になってから
実家を出て、
自分でお米を買うようになってから。
「あれ?なんか違う」
スーパーで買うお米は、
もちろんおいしいけど、
記憶の中の味とは少し違う。
そこで初めて、
あのお米が特別だったんだと気づきました。
だんだん小さくなっていった田んぼ
今はもう、
親戚に配れるほどは作っていないし、
父も手伝いに行かなくなりました。
おそらく田んぼの規模も、
昔よりだいぶ小さくなっているんだと思います。
時代も、人も、暮らしも変わっていく。
古米だけどいる?と言われてもらったお米
少し前に、
「古米だけどいる?」と言われて、
父のお里からお米をもらいました。
正直、
あまり期待していなかった。
でも、炊いてみたら。
うまっ!!!
古米なのに?
なんでこんなにおいしい?
たぶん、
食べ慣れた味だからなんだと思います。
それでも、
古米でこのおいしさって何なんだろうって、
ちょっと衝撃でした。
今は、お米難民
それ以来、
おいしいお米を探し続けています。
いろいろ買ってみるけど、
「これだ!」っていうのには、なかなか出会えない。
今の私は、
たぶんお米難民。
毎日のごはんを、少しでも気持ちよく
お米そのものも大事だけど、
道具もちょっとだけこだわっています。
最近のお気に入りは、
立つしゃもじ。
ベタっと置かなくていいだけで、
地味にストレスが減りました。
それでも、探し続ける
あの味に、
まったく同じ形で出会うことはないのかもしれない。
でも、
毎日食べるものだからこそ、
「おいしいな」って思えるお米を選びたい。
今も、探し続けています。
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